2025年度から、新課程に対応した大学入学共通テストが本格的にスタートしました。
それに伴い、共通テストの出題傾向は大きく変化しています。
その中でも、受験生と保護者の方にぜひ知っておいていただきたいのが、
「試験中に処理しなければならない文字数の増加」です。

① 国語の文字数は原稿用紙60枚分以上
2025年度共通テスト「国語」の総文字数は、約25,460文字。
これは原稿用紙に換算すると約63枚分に相当します。
さらに、2026年度以降は約26,030文字(原稿用紙 約65枚分)に増加すると予測されています。
もはや「しっかり読んでから解く」だけでは、時間が足りなくなる試験構造になっているのです。
② 平均的な読書スピードでは時間が足りない
国語の試験時間は90分に延長されましたが、文字数増加を考えると決して余裕があるわけではありません。
- 平均的な読書速度(約500文字/分)の場合
→ 読むだけで約51〜52分 - 成績上位者に多い速度(約1200文字/分)の場合
→ 読む時間は約21〜22分
試験では一般的に、全体時間の約6割を「解く・考える」時間に充てる必要があります。
高得点を狙うには、平均の2〜3倍のスピードで正確に内容を理解する力が欠かせません。
③ 「読むスピード」は国語以外でも重要

この傾向は国語だけに限りません。
- 英語リーディング
約5,600語以上の英文を処理する必要があります。
平均的な75wpmでは時間が足りませんが、150wpmで読めれば約40分以上を解答に使えます。 - 公共・政治経済
約25,000文字に及ぶ資料や文章を読み取り、判断する力が必要です。 - 情報Ⅰ
約13,000文字の会話文・資料を素早く整理する力が求められます。
共通テストはすでに、「知識量」だけでなく情報処理能力を強く問う試験へと変わっています。
④ 今から取り組むべき具体的な対策
暗記中心の勉強だけでは、現在の共通テストには対応できません。
次のような視点を意識した学習が重要です。
- 多様な文章に触れる
論説文・小説だけでなく、グラフ説明文や実用的な文章にも慣れておく - 情報を取捨選択する練習
複数資料から必要な情報を素早く見つけるトレーニング - 多角的に考える習慣
「なぜそう言えるのか」「別の見方はないか」を意識して読む
まとめ|共通テストは「時間との勝負」
現在の共通テストは、まさに「時間との勝負」です。
速く、そして正確に読み取る力を身につけることで、
国語だけでなく全科目の得点力向上につながります。
受験直前になってからではなく、
早い段階から「読むスピード」を意識した学習を取り入れていきましょう。
※本記事は、2025・2026年度大学入学共通テストの試験分析データをもとに作成しています。
実際の数値や出題傾向は年度・科目によって変動する可能性があります。
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