令和8(2026)年度特色選抜
黒磯高校・黒磯南高校が“激戦”になった理由
令和8(2026)年度入試に向けた特色選抜の出願状況が公表されました。
今年度は、黒磯高校・黒磯南高校ともに志願者数が大きく増加し、
例年以上に厳しい競争となっています。
本記事では、最新の出願データをもとに、
両校の特色選抜における出願傾向と、今年度の見通しについて整理します。
黒磯高校(普通科)|過去6年で最多の志願者数
黒磯高校の特色選抜は、これまで定員数や募集割合の変更を経てきましたが、
今年度は 過去6年間で最多となる
志願者数を記録しました。
令和6年度は、定員200名のうち特色選抜20%(40名)に対し、
受検者93名、倍率は 2.33倍。
令和7年度は、定員160名・特色選抜30%(48名)となり、
受検者は77名、倍率は 1.60倍 まで落ち着きました。
しかし今年度(令和8年度)は、
定員160名・特色選抜48名に対し、
出願者は 97名。
倍率は 2.02倍 となっています。
昨年度に倍率が下がった反動もあり、
今年度は再び受験生が集中した形です。
特色選抜の枠自体は48名と維持されていますが、
「2人に1人以上が不合格になる」
非常に厳しい状況といえます。
出願数増加の背景として考えられる要因
今年度、黒磯高校の志願者が増えた背景として、
創立100周年という節目の年を迎えている点が挙げられます。
節目の年は学校の取り組みや魅力が改めて注目されやすく、
受験生・保護者の関心が高まる傾向があります。
また、時期を同じくして、
黒磯高校に関連する内容が バラエティー番組で放映されたことも、
知名度やイメージの向上に影響した可能性があります。
これらは数値で裏付けられた要因ではありませんが、
話題性と注目度が重なった結果として、
今年度の志願者増につながった可能性は十分に考えられるでしょう。
黒磯南高校(総合学科)|志願者数がV字回復し激戦化
黒磯南高校は、ここ数年志願者数が減少傾向にありましたが、
今年度は状況が大きく変わりました。
令和5年度は受検者112名、倍率 2.33倍。
令和6年度は受検者66名、倍率 1.38倍。
令和7年度は受検者73名、倍率 1.52倍 と、
比較的落ち着いた状況が続いていました。
しかし今年度(令和8年度)は、
定員160名・特色選抜48名に対し、
出願者は 94名。
倍率は 1.96倍 と、
2倍に迫る水準まで上昇しています。
過去2年間と比べて明らかに競争が激化しており、
安易な気持ちでは突破できない難易度
と考えるべき状況です。
今年度の分析まとめと受験生へのアドバイス
今年度の特色選抜は、
黒磯高校が 2.02倍、
黒磯南高校が 1.96倍 と、
どちらも 2人に1人以上が不合格
になる非常に厳しい試験です。
そのため、
特色選抜に全てを賭ける戦略は危険です。
特色対策に偏りすぎず、
一般選抜を見据えた5教科の学習を止めないことが重要になります。
また例年であれば、
黒磯高校の倍率が高い年には黒磯南高校へ志願者が流れる傾向がありますが、
今年度は 両校同時に志願者が増加しています。
これは、地域全体としてこの2校への進学志向が強まっていることを示しています。
特色選抜で合格内定が出た人数分、
一般選抜の募集枠は減少します。
過去の傾向では、募集定員の 約35% 程度まで
内定が出たケースもありました。
その場合、一般選抜で争う残席は
約104名程度
になる可能性があります。
特色選抜の結果発表後、
すぐに一般選抜へ切り替えられる準備
が、今年度は合否を左右する大きなポイントになります。
※本記事は、公開されている出願データをもとにした分析であり、
実際の合否や入試結果を保証するものではありません。